スイーツの秘密

スイーツの賞味期限は誰が決める?

得意先
得意先
賞味期限を延ばせますか?

 

 

ということを良く仕事で言われます。

 

    賞味期限は誰が決めるの?

 

厚生労働省?消費者庁?保健所?

不思議ですよね! そのまえに・・・

賞味期限って何?

 

字を読んで如く、 美味しく食べられる期限です。   良く間違えられるのですが、賞味期限と消費期限は違います。

 

 

賞味期限は過ぎても美味しくなくなるだけですが、消費期限は、その期限内で食べないと危ない!

 

  では、そもそも賞味期限はどのように、誰が設定しているのでしょうか?

賞味期限は誰が設定しているの?

  ここで農林水産省の賞味期限の定義をご紹介します。

 

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。もし、賞味期限が過ぎた食品があったら、大人の方とそうだんしてから食べましょう。 食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。 http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html

 

ん? 誰が決めるとか書いてないのですよね。

ここで、答えを発表します!

その商品を作ったメーカー

これが、答えです。  

 

例えば、同じ配合で同じ製法で作ったクッキーがあります。

あるメーカーは、「賞味期限を1年」

あるメーカーは、「賞味期限を30日」  

 

以上のように設定しました。

 

  するとどうでしょう? 同じ味のクッキーなのに、賞味期限が違う・・・  

 

不思議ですね!!!  

どちらとも問題ございません。

だって、メーカーが決めていいんだもん。

では、メーカーはどのようにして賞味期限を決めるのでしょうか?

賞味期限の設定方法

メーカーが勝手に決めていいのですが、基本は3点。

 

それは、「官能検査と「理化学試験」と「微生物検査」です。

 

これは、客観的事実に基づいて決めてますといったことを説明するために必要な検査です。 

官能検査は、当たり前ですが美味しく食べられるかな?です。

理化学試験とは、水分値やphとか粘度とかです。

微生物検査は、菌が繁殖してないかどうか。つまり食べても問題ないかということです。

 

  では、30日大丈夫だった場合メーカーは賞味期限を30日にするのでしょうか? 

ほとんどのメーカーは、20日前後に設定することが多いです。 それは、安全係数というのをかけるからです。

これは、厚生労働省が推奨してます。推奨とは「やったほうが良い」というレベル。

 なぜ安全係数をかけるのか?  

例えば、1月1日に生産した場合、30日後って今日の日付入るの?1月30日?1月31日?となりますよね。よって、安全係数1未満をかけてねということです。

安全係数の設定として、0.9や0.8が多いです。  

つまり、賞味期限30日ならば、

30日×安全係数0.9=27日

30日×安全係数0.8=24日となります。 

24日以下ならば大丈夫だから、キリのいいところで20日にしよう!となるわけです。

ここだけでも結構適当ですよね?

4日間の理由は?と思いませんか?

 

しかし!もっと適当です。

 

例えば賞味期限が60日の商品があったとします。

理化学検査も微生物検査もそもそも60日で大丈夫ならば、私の経験上、180日・360日、それ以上でも大丈夫です。

 

きちんと保存されていれば、菌など発生しません。  

(正確に言うと違うのですが、こんな感じです)

 

よって賞味期限で最重要となるのは「官能検査」の部分。  

(もちろん、360日となると、美味しくないです。しかし、おなかは痛くなりません。)  

 

あれ、官能検査って、美味しく食べられたかどうかでしょ?  

美味しい基準って何?

美味しい基準はもちろんメーカーが決めます。

 

官能検査の検査方法は、賞味期限を60日にしたい場合、30日、60日、90日の保存テストをした商品を、3人程度で食べて、

おいしかった人手を挙げて!みたいな感じです。  

A「俺は90日で大丈夫だったよ」

B「私は90日無理ですね。60日では?」

C「じゃあ、60日にしよう!」  

 

こんな感じで決めるのです。

 

適当でしょ?

 

   今の時代、賞味期限に関しては「電化製品の保証期間」みたいな感じですよね。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!